英語の先取り学習について

GengoWorld! は、町内会から派生した、規模の小さな教室です。

しかしながら、私たちは一貫して「英検」教育に力を注いできました。これまでの実績として、12歳までに英検2級、15歳までに準1級に合格したお子様を複数名輩出しています。

ここで、しばしば次のような疑問を投げかけられます。

英検の問題に登場する歴史、地理、科学、環境問題といった題材を、子どもたちは本当に理解できているのか。それは、いわゆる詰め込み教育ではないのか、というものです。

また、「あなた(=管理人)は外国育ちだから、日本人が英語を学ぶ苦労が分からないのではないか」というご指摘を受けることも、これまで幾度となくありました。

これは今から何十年も前のことですが、管理人は12歳のとき、親の仕事の都合により、日本の片田舎から北米へ転居しました。当時の英語力は、アルファベットが 言えるか言えないかというレベルでした。

右も左も分からない国で生活を始め、カリフォルニアと日本の大学へ進学するまでの約5年間、自分の将来がどうなってしまうのか、言葉では言い表せないほどの強い不安に苛まれていました 。

14歳頃までは現地の教育システムも理解できず、無気力に近い状態に陥った時期もあります。一方で、スポーツに打ち込んだ時期もありました。

その後、とにかく必死に勉強 に取り組むようになります。

英語力で同級生に追いつくため、試行錯誤を重ね、16歳になる頃には、現地高校の授業でシェークスピア、ドン・キホーテ、スタインベック、ヘミングウェーなど、幅広いジャ ンルの作品を読み通し、クラスで議論できるようになりました。

これらを題材とした期末試験でも高い評価を受け、GPAがどんどんと伸びていきました。成績表が出るたびに北米での志望大学のランクが上がっていきました。当時受験した TOEFL では600点を超える結果を得ました。これは英検1級に十分合格できる点数です。

管理人自身、決して地頭が良い人間だとは思っていません。また、日々子どもたちと接する中で、「理解力が自分よりも劣っている」と感じたお子さんは一人もいません。

英語学習を始めてから約4年で英検1級相当の力を身につけることができた自身の経験から、どのお子様にも同じ、あるいはそれ以上のポテンシャルが必ずあると、心から信じています。

当時、ウイリアム・フォークナーの書籍が課題図書になったとき、彼がノーベル賞授賞式で披露したスピーチを国語の先生が紹介してくださり、それは今でも強く心に残っています。

“I believe that man will not merely endure: he will prevail.”(私は、人間は単に耐え忍ぶだけではなく、勝ち抜くと信じている。)

「endure」は耐え忍ぶこと、「prevail」は困難を乗り越えて勝ち抜くことを意味します。

当時の管理人は、日々の学習量に押しつぶされ、ただ耐えているだけの精神状態でした。しかし、この言葉に出会ったことで、受け身だった姿勢が、前向きに、アグレッシブに学ぶ姿勢へと大きく変わりました。アメリカ南部の複雑な情況を表現したフォークナーの作品は難解極まりなかったのですが、攻めの姿勢で解読しました(というか本質は理解できていなかったのでしょうが、解読した気分にはなりました)。

GengoWorld! では、「英検〇級に合格する」という明確な目標を掲げ、お子様が合格するまで何度でも挑戦し続けること、そしてその過程で粘り強く取り組む必要性をいつも強く唱えています。管理人の役割は、子どもたちを励まし、目標に向かって前向きに進んでいく力を育み、それを支えることだと考えています。